銀行の振込手数料無料回数を利用してHub BankAccountを作ろう

銀行に行こうにも出かけられない状況にあったりします。
ただ現金を使う状況もあまりなくなってきているのも事実です。
でも、お小遣いがもらえないのは困ります。
そこで、お小遣いを振り込みでもらうために、いろいろな銀行の振り込み手数料について調べてみました。


条件

まずは、インターネット取引ができることが条件です。
口座の開設もしかりで、店舗に行かないと手続きができない、というところは除外しました。
あと、振込れても最終的にどこかで現金化することができないと意味がありません。
従って、比較的全国区なものを対象にしましたので、あしからず。
では、インターネットによる振込手数料が無料になる条件について、以下にまとめてみます。

イオン銀行

振込先:イオン銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:条件により1回/月、3回/月、5回/月※

イオン銀行の取引実績により点数が加点され、その点数によりステージが決定します。

イオン銀行 

オリックス銀行

振込先:オリックス銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:2回/月

振込回数が1回/月を超える場合は、440円の手数料がかかります。

オリックス銀行

じぶん銀行

振込先:じぶん銀行、三菱UFJ銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:じぶんプラス3以上で最大15回/月

通常は他行への振込手数料は178円(3万円未満)または283円(3万円以上)かかります。
なお、じぶんプラスの最高位である、じぶんプラス5は、預金残高300万円以上が条件となります。
3、4も同様に取引実績によって決まります。

じぶん銀行

ジャパンネット銀行

振込先:ジャパンネット銀行
回数:無制限

上記以外は、振込金額によって176円(3万円未満)、275円(3万円以上)かかります。

ジャパンネット銀行

新生銀行

振込先:新生銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:1回/月※

GOLDステージ(円普通預金の平均残高が100万円以上他)5回/月まで、PLATINUMステージ(円普通預金の平均残高が2000万円以上他)で10回/月まで無料。

規定回数を超える場合、ステージにより、314円/210円/105円がかかります。

新生銀行

住信SBIネット銀行

振込先:住信SBIネット銀行、三井住友信託銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:スマプロランクにより1回/月から15回/月

スマプロランクは取引実績により変わってくる。特に取引実績がない場合は、1回/月までです。
無料回数の制限を超えた場合は、振込金額により、160円(3万円未満)、250円(3万円以上)の手数料がかかります。

住信SBIネット銀行 

ソニー銀行

振込先:ソニー銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:1回/月

振込回数が1回/月を超える場合は、220円の手数料がかかります。

ソニー銀行

大和ネクスト銀行

振込先:他行(本人名義)
回数:無制限※

振込先:他行(他人名義)
回数:3回/月

※振込先が楽天銀行・新生銀行・GMOあおぞらネット銀行の場合は、自分名義の口座でも他人名義扱いとなります。

他人名義への振込回数が3回/月を超える場合は、220円の手数料がかかります。

大和ネクスト銀行

みずほ銀行

振込先:みずほ銀行同一支店
回数:無制限

上記以外は、条件により110円から990円の手数料がかかります。

みずほ銀行

三井住友銀行

振込先:三井住友銀行、SMBC住友銀行
回数:無制限

上記以外は、条件により110円から440円の手数料がかかります。

三井住友銀行

三菱UFJ銀行

振込先:三菱UFJ銀行

回数:無制限

条件①:スーパー普通預金(メインバンクプラス)から振り込み(他行宛)
条件②:MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカードからの引き落としを行なっている または、住宅ローンを利用中 または、 借り入れ500万円以上 または、預金残高500万円以上
回数:3回/月まで

三菱UFJ銀行

楽天銀行

振込先:楽天銀行
回数:無制限

振込先:他行
回数:条件により3回/月※

他行への振込手数料が無料になるには、取引実績によって決まる。
預金残高10万円以上、または取引回数が月5回以上ない場合は、無料回数はゼロとなります。
無料回数を超過した場合は、振込金額により、168円(3万円未満)、262円(3万円以上)の手数料がかかります。

楽天銀行

りそな銀行

振込先:りそなグループ
回数:無制限

上記以外は、220円の手数料がかかります。

りそな銀行

まとめ

クレジットカードや様々な引き落としは、極力メインバンクに集約はしていますが、どうしても使用できる銀行が指定されているものなどは、メインバンクから振り込まざるを得ません。
会社が複数口座への給与振込に対応していればいいのですが、残念ながら筆者が在籍する会社は単一の口座への振込しか対応していません。

そこで、我が家では、住宅ローンを借りていることもあり、イオン銀行をメインバンクにしています。
給料の振込先もイオン銀行にしています。
これだけで、結構なポイントがたまりゴールドステージ以上が確定するため、無料の振込回数を増やすことができます。

ここから、同行への振込回数が無制限と他行振込回数が1回以上ある銀行に、夫婦で個々に口座を作って、そこを経由して、別の銀行口座に振込むようにすれば、メインバンクの貴重な振込手数料無料の回数を減らすことなく、お金を振り込むことができます。

候補としては、住信SBIネット銀行ソニー銀行あたりですかね。
もちろん、両方とも、コンビニATMなどから手数料無料でお金を引き出すことができます。
提携ATMでの引き出し手数料無料の回数でいうと、無条件に4回/月まで無料のソニー銀行の方が分がある感じです。

こうしてみると、大和ネクスト銀行が最強ですね。
自分名義の口座であれば、振込手数料が無料ですから、これはすごすぎます(楽天銀行・新生銀行・GMOあおぞらネット銀行を除く)。
大和ネクスト銀行を経由して、無料で他の銀行口座にお金を振込む(振り分ける)ことができるのです。

こんなご時世ですから、銀行に行けないから(現金引き出せなくて)お小遣い待って、ということを避けるべく、Hub BankAccountを検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん、経由するだけでなく、手数料代わりに、少しくらいHub Bankにお金を残していくようにしてもいいですね。

ご注意

本内容は、2020年4月現在のものです。
条件や手数料は変更になる可能性があるのでご注意ください。

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