COVID-19の感染予防はそれほど難しいことじゃないよ、とNYの医師が教えてくれた

今、世界中で最もCOVID-19の影響を受けている都市、それはアメリカのニューヨークです。
そのニューヨークで、日夜COVID-19患者と戦っている医師が、COVID-19について語ってくれました。
色んなところで言われていることですが、改めて最前線で戦っている医師の言葉をきくと、何だか励みになりますね。


COVID-19の感染予防

ざっくり言うと、
  • しっかりと手を洗うこと
  • 顔を触らないこと
これさえ守れば、感染する可能性は極めて低いそうです。
もちろん、飛沫による感染もゼロではないので人が集まる場所を避けた方がよいです。
ただ、それだけでは防げません。
つまり、外出を自粛する「だけ」では感染の予防はできないということになります。

なぜ手洗いが重要か

それは、COVID-19がのあるウィルスだからです。
ウィルスを覆っている膜を壊せば、ウィルスは死滅します。
膜は油でできているので、石鹸でしっかり丁寧と時間をかけて洗えば、手についたウィルスは殆ど死滅します。

外で、エレベーターのボタン、手すり、ドアのぶ、電車の吊り革、色んなところを触ります。
もし、COVID-19の患者が触ったあとだとすると、手にウィルスがつく可能性があります。
経路不明の感染が多いのは、こういった経路が考えられるのではないでしょうか。
つまり、外出の自粛が必要なのは、人との接触を避けることも大事ですが、それ以上に、街のいたるところにウィルスが付着しているかもしれない、というところにあるのではないでしょうか。

しかし、食材の購入など、どうしても外出せざるをえない場合はあります。
もし、外出した家族の誰かが手にウィルスをつけて帰ってきたとしたら、どうでしょう。
家の中のドアや食器、いろいろなところに、ウィルスが付着する可能性はあります。

例えば、手にウィルスが付着した来訪者が触った玄関のドアは、どうでしょう。
運動不足の解消に、人の少ない時間帯に散歩をしに外出しただけなのに、帰宅時に玄関のドアのぶからウィルスが手に付着してしまうことだって、起こりえるのです。

だから、ちょっとした外出でも、手を洗うことは重要なのです。

スマホやパソコンだって、必ずしもキレイな状態とはいえないですよね。
そう考えると、常日ごろから、何かある度に手を洗う習慣は必要です。

カレー

医療用のマスクは必須アイテムか?

ドクターによると、Noだそうです。
つまり、一般の人は布のマスクで十分、ということだそうです。
ウィルスが空気感染する可能性は極めて低く、飛沫感染する可能性もそれほど高くないそうです。
それよりも、ウィルスが付着した手で、口や鼻、目を触ることでウィルスが体内に侵入するのが感染理由の大半と考えられているようです。
つまりマスクは直接的にウィルスから身を守るためではなく、うっかり顔を触って手に付着したウィルスの侵入を防ぐため、につけることを推奨するのだそうです。

もちろん、症状の有無にかかわらず、自身が感染している可能性もあるので、自身の咳やくしゃみなどから周囲にウィルスを飛沫させない、という目的もあります。
そういう意味では、医療用のマスクであった方が効果はありますが、絶対に医療用のマスクでないと意味がない、ということはないそうです。

あと、これは個人的な推測ですが、欧米で爆発的に感染が広がったのは、握手やハグをする習慣パンやピザなど手で食べるものが多い、というのも要因の一つなのかな、と思いました。

動画をご覧ください

30分近い動画ですが、字幕がついているので英語が得意でなくても大丈夫です。
観た後の感想としては、楽観視ではなく、不安や恐怖が和らいだ、という感じがしました。
もちろん、だからといって外に出歩こうとは思いませんし、今まで以上にしっかりと感染予防に努めようと思いました。
とにかく、手洗いと、顔を触らない、或いは触っても大丈夫なように常にマスクを、ということを、しっかりとやっていこうと強く思いました。



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