焼肉コンロと焼肉のセットがデリバリーできたら利用者多そうだよね

何かと苦境にたたされている飲食業界ですが、デリバリーやテイクアウトなど様々な打開策が出されていますが、こんな中、先払いの仕組みができたと聞き、筆者は少し不安にかられることになった。




先払いの仕組み

単純にいうと、こうです。
  • 今、代金だけ先に支払う
  • 緊急事態宣言が解除され、自粛要請も解除され、お店がオープンとなったら、先払いした料理をお店で味わえる
主に、いつもは予約すらとりずらいお店に向いているようなシステムです。
が、これは結構リスクを抱えた仕組みだ、というのは少し考えればみえてきますよね。

自転車操業の始まり

代金を今もらう、ということは今の収入になるでしょう。
特に今現在収入が殆どなくなり、お店の存続を危ぶむ中での苦肉の策だと思います。
でも、
  • 自粛要請が解除される時期は不透明(2020/4/24時点)
  • 今代金をもらう、ということは、再開してお店にきてもらった時には代金はもらえない
  • その時の食材の物価が不透明
特に、お店が再開した時に、先払いのお客さんが殺到すると、その人たちの食事代は収入として、その時に入ってこなくなります
先にもらってしまってますから。
これ、完全に自転車操業の始まりでしかないと思うのです。

そして、もう一つ問題があるとしたら、こういった仕組みを仲介する企画業者の存在です。
こういった業者は、今仲介手数料さえとれれば、その後で、そのお店の資金繰りが苦しくなろうと、知ったこっちゃない、という可能性が存分にあるということです。

お肉特集

いっそ寄付を嘆願した方がよくないですか?

以前にも紹介しましたが、こういったことをクラウドファンディングで募ることができます。

再び注目を集め始めたクラウドファンディング

ただ寄付という形でお金だけを貰うだけでは翻意ではない、というのであれば、料理を真空なり冷凍するなりして、出資者だけにお届けする、という仕組みもできます。
通販の形にすると、ただの販売だけになってしまい質より量になってしまいかねませんが、クラウドファンディングであれば、ある種の寄付的な要素があり、それに対するお礼としてちょっとした料理を提供することで、出資者に謝礼することもできます。
変な話し、出資者もそこまで大きなリターンを求めていないので、多少時間がかかっても1人ずつ丁寧が謝礼ができると思います。

ごちそうレトルト専門店にしきや

デリバリーを活用するのもあり

冒頭でも触れましたが、UberEATSをはじめとるするデリバリーサービスを活用するのもありだと思います。
これは、比較的地域限定のサービスになると思います。
でも、今までデリバリーが考えられなかった居酒屋のメニュー(従来のオードブルではない)や、お肉を焼くためのコンロとセットの焼肉とか、デリバリーされるようになったら、うれしいと思いませんか?
とにかく、お客さんが来なくて困った困った、ではなくぜひ知恵を振り絞って、できそうなことをTryしてみてほしいです。
そして、そんなサービスやってくれてるんだ、ということをSNSやインスタでアピールして周知していってみて欲しいですね。

カレー

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