「東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト」のコードを拝見してみた

非営利団体Code for Japanが開発した「東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト」、今更ながらコードを拝見してみました。
4/8時点でCommit数が8900弱、ブランチ数が34、Contributorは241名となってます。

フレームワークはVue

JavaScriptのフレームワークであるVueが使われています。
Vueは、レンダリングが高速なイメージがあります。
他にも色んなフレームワークはありますが、Vueが採用されている中で、これだけのContributorは少々意外でした。
世の中に、こんなにVue使いがいたのか、と。

なお筆者はjQuery、Reactは使いこなしますが、Vueは経験がありません。
基本的概念はわかっているつもりですが、今回は、軽い気持ちで参加するようなOSSというノリではないので、静観したいと思います。
エンジニアの皆さん、尊敬します。

データは静的っぽい

何やらExcelデータをコンバートして、Json化したデータを読み込んでいるようです。
リアルタイムに、どこかからWeb APIで取得しているわけではなさそうでした。
日々の患者数や死亡者数は、リアルタイムにカウントされているわけではないので、これで十分なのかもしれませんね。

偽装サイトにご注意

ソースコードが公開されているので、誰でもダウンロードすることができます。
そして、サーバさえあれば誰でも公開することができます。
ちょっと細工をして
  • PCR検査がサイトから申し込み可能なので氏名、住所などの個人情報や振り込みさせるために、更に偽の銀行サイトに誘導してID/パスワードを搾取する
なんてことをするこも、可能といえば可能です。
絶対にやらないでください

そして、絶対にひっかからないでください
ありえない、と思いながらも、こういうご時世だからオンラインで検査の申し込みから振り込みまでできるのかな?なんて騙されちゃう人もいると思います。
絶対にありえませんので、ご注意ください。

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