再び注目を集め始めたクラウドファンディング

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて、個人や企業に金銭的な協力(出資)を行い、出資を受けた個人や企業は、出資された金額に応じた返礼(お礼から、金銭的リターン、サービス・商品の提供)を行うものです。
クラウドファンディング自体は結構前からありますが、最近また賑わいでいるようですね。



クラウドファンディングの種類

大きく3つあります。

寄付型

これは、お礼などが返礼になるケースが該当します。
主に少額の出資がメインになることが多いですが、中には海外でのボランティア支援など、出資額によらず寄付型のものもあります。
金額によっては、お礼だけでなく、何かしらの形で名前が残される、などの形でリターンを受けられることもあります。

投資型 

これは金銭的なリターンがあるもので、融資型、ファンド型、株式型に細分化されます。
個人に対する投資型での出資は金融商品取引法などによって制限されているため、対象は企業となります。

購入型

これは、出資先が何かのサービスや商品を開発している場合に、出資額に応じて、そのサービスや商品を受け取れるようになります。
まさに、そのサービス、あるいは商品を購入したような形になります。

今注目のクラウドファンディング

やはり、ご時世的なものが影響していますね。
  • 特殊技術を活用したマスクの開発
  • コロナウィルス検査キットの開発
  • 地域支援(飲食店への寄付)
などが多いように見受けられます。
地域支援などは、東日本大震災のように表立った被害者、というものは表現しずらいものの、地域経済を支えるために、こういった形での支援もできる、ということですね。
何せ、街頭での募金活動はできませんしね。
こういうのは、いいなと思いました。

有名なクラウドファンディング例

特に有名だったのは、西野亮廣(キングコング)さんの絵本「えんとつ町のプペル」の個展を無料で開催する、というものです。
キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい!

このクラウドファンディングは購入型に近いです。
目的は個展を開く、ですが、リターンはサイン入りの絵本(えんとつ町のプペル)で、一口3,000円でした。
なお、目標額1,800,000円に対して、集まった金額はなんと46,373,152円
すごいですね。

色々なクラウドファンディングサイト

違う視点での投資も

リターンを期待することも投資という意味では重要ですが、将来への投資、という考え方もできます。
将来への自分への投資、つまり、将来的に何か有名になるかもしれないものに携わることが、自身への内部的な投資になることもあるでしょう。
貢献した経験が、自身の財産となることでしょう。

あとは、クリエイターとの繋がりを持てる、という意味合いで、将来的な投資につながるとも考えられます。

アインシュタインが残した言葉「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」が誰でも体験できる、それもクラウドファンディングの良さではないでしょうか。

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