PayPay!メルペイ!LINE Pay!今こそスマホ決済を積極利用すべき

最近、利用箇所が増えてますます利用しやすくなった、スマホ決済。
色々種類がありすぎてよくわからなくなってきましたが、それでも筆者はスマホ決済の利用をおススメします。
クレジットカードもいいですが、今回はスマホ決済を推してみたいと思います。


スマホ決済の種類

多くなってきましたね。利用する側からすると、どれを使っていいのかわからなくなってしまうくらい。
逆に、多いわりに「え、この店、(自分が使ってる決済は)使えないんだ(で、違うスマホ決済は使えるんだ)」なんてことが、しばしあります。
そこで、まずはスマホ決済の種類について、一度整理したいと思います。

PayPay

ソフトバンクグループのQRコード形式の決済です。
2020年2月現在で、2500万人の利用者、そして194万箇所の加盟店があります。
100億円キャンペーンなど、インパクトの強いキャンペーンが特徴的です。
キャッシュバックポイントについては、2020年4月に改訂されるそうです。
それによると

  • 基本付与 0.5%(Yahoo!JAPAN対応サービス利用の場合1.0%)
  • 前月の決済回数50回以上 0.5%
  • 前月の利用金額10万円以上 0.5%
で、最大で1.5%(Yahoo!JAPAN対応サービス利用の場合2.0%)です。
一時に比べると随分寂しい数字と厳しい条件になってしまった感は否めません。
しかし、利用できる加盟店の多さは魅力です。
あと、Tカードと連携することで、キャッシュバックの他にTポイントも獲得できます。
以前は、Yahooカードでチャージすると、チャージに対してもTポイントが貰えてましたが、2020年2月1日から、チャージした分のTポイントは付与されなくなってしまいました
これは、かなり残念でした。

メルペイ

あのフリマアプリのメルカリが運営しているスマホ決済で、凡そ80万箇所の加盟店があります。
メルペイの一番の特徴は「iD」が利用できる店舗で使える、ということです。
これこそが、サービス開始間もないのにも関わらず、利用可能な店舗数が多い理由ですね。
また、メルカリで売り上げたポイントをメルペイに交換することも可能です。
メルカリをよく利用する人にとっては、ありがたいサービスですね。
ただ、他のスマホ決済のように、固定(一部条件あり)のキャッシュバックがないのは、少し残念な点です。

LINE Pay

あの日本一有名な、と言っても過言ではないコミュニケーションツールであるLINEが始めたスマホ決済サービスです。
キャッシュバックは、前月の利用金額が10万円以上で2%です。
LINE Payの一番特徴的なところは、出金できることでしょう。
そう、現金化できるのです。
これは、LINEユーザ間で送金できる機能がありますが、送金機能自体は他のスマホ決済サービスにもあります。
が、LINE Payの場合、チャージされている金額を現金化できてしまうのです(出金手数料216円(2020年3月現在)かかるのでご注意)。
なお、LINEがYahooグループに経営統合されたため、PayPayとのシナジー、あるいは統合が注目されています。

d払い

docomoのスマホ決済サービスです。
d払いは、事前にチャージ、あるいはクレジットカードとの連携が必須ではなく、支払いが事後に携帯利用料金に含まれて請求される、というのが特徴的です。
筆者はdocomoユーザなので、たまに利用しています。
docomoを利用している、月額の利用に対して付与されるdポイント。
以前は携帯の機種変更時に使ったり、月額の利用料金に充当したり、など利用場面が限定されていましたが、d払いに、このdポイントを使用することもできます。
結構便利です。
また、d払いでdポイントを貯めることもできます(店舗利用で0.5%、ネット利用で1%)。
Amazonでの支払いに利用できる(この場合ネット利用なので1%ポイント還元)のがポイントです。

楽天ペイ

R Payと表記されることもある、あのオンラインショッピング大手の楽天が手掛けているスマホ決済です。
楽天ペイの場合、楽天スーパーポイントが利用できるのが特徴的です。
楽天カードと連携することで、利用に応じて楽天スーパーポイントも貯まり、お得感が増します。
楽天といえば、オンラインショッピングだけでなく、証券やゴルフ、旅行や携帯事業など、様々なサービスがあり、それぞれに楽天スーパーポイントを貯めることができます。
これまでは、それぞれのサービスの中でしか利用できなかった楽天スーパーポイントも、スマホ決済によって日常のお買い物に活用することができますね。

au PAY

KDDIが展開するスマホ決済サービスです。
もうだいぶ分かってきましたよね。そうです、利用に応じてau WALLETポイントが溜まり
ただ、au PAYは、同じ携帯会社であるd払いと違い、他のスマホサービス同様、事前チャージが必要なサービスなのです。
じぶん銀行の口座と紐付けておくと、オートチャージすることも可能です。
まだまだ若いサービスなので、これからに期待です。

ゆうちょPay

その名の通り、ゆうちょが運営するスマホ決済サービスです。
当然のように、ゆうちょ銀行の口座が必須となります。
ゆうちょPayの場合、イメージとしてはゆうちょ銀行から直接支払い、という感じでしょうか。
また一風変わったサービスとしては、東急線の券売機で、キャッシュアウトという機能で、発券機からゆうちょPayに紐付いたゆうちょ銀行の口座からお金を引き出すことができる、という点でしょうか(2020年3月現在で手数料108円)。
なお、残念ながら、いわゆるキャッシュバックやポイントの類は現時点で存在していない、という点です。
ゆうちょ銀行の利用者は、お財布代わりに、いかがでしょうか。

消えたサービス

おまけですが、かつて名をはせたスマホ決済サービスもいくつかあります。
まずはスマホ決済の先駆けでもあるOrigami Pay。2002年の1月、事実上の経営破綻で、メルペイに事業売却されました。
折り鶴のマークでスマホ決済の先駆けとして2015年よりサービスを開始したOrigami Pay。
日本のスマホ決済サービスの先駆けは、間違いなくOrigami Payです。
そしてもう一つは、7 Pay
運営元は、セブン&アイ・ホールディングスです。
2019年7月1日に華々しくサービス開始した7 Payですが、開始早々、不正利用による身に覚えのない取引きが相次ぎ、7月4日にはサービスを停止。そのまま廃止に至ってしまったという、もの凄い短命に終わったサービスです。
不正利用が横行した理由は、認証機能に問題があり、パスワード変更機能を悪用した乗っ取りが横行したため、と言われています。
もし、そんな不具合がなく、セキュリティがしっかりした状態でサービスインしていたら、現在のスマホ決済のシェア構造はどうなっていたことでしょう。

なぜ今スマホ決済か

理由は至って単純です。お金を触らないこと。
コロナウィルスの流行によって、マスクの着用なども叫ばれていますが、一番重要視されているのは、手洗いと消毒です。
お金は、万人が触るものですから、基本的に衛生的なものではない、と言っても過言ではないでしょう(存在自体は神々しいのですが)。
つまり、お金に触れずに買い物をする、ということは、レジの人にとっても、自分にとっても、大きなメリットなのです。
咳やくしゃみの飛沫にも気を付ける必要がありますが、誰もが触れるお金を触った手で、うっかり顔など触るとどうなるかは、もう想像がつきますね。
というわけで、キャッシュバックなどのお得感もありつつ、ウィルスの感染拡大防止にも一役買うスマホ決済、ぜひ活用ください。
そうそう、スマホも決して綺麗なものではないですからね。帰ったら、手洗いと消毒、忘れずに!!

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