人工知能と人工無能

人工無能とは、チャットボットや、人間とコミュニケーションがとれるおしゃべりロボットをさします。
特定のルール、手順に従い、会話を機械的に処理するようプログラミングされているもので、実際の会話の内容を理解しているわけではないからです。

 

この人工無能の元祖と言われているのが、ELIZAと呼ばれるプログラムで、1966年頃、ジョセフ・ワイゼンバウムによって開発されました。
ELIZAでは、あらかじめ用意された会話のパターンにあわせ、応答を返すという仕組みで動作していました。
ELIZAは、基本的には、人間が会話した内容についてオウム返し的に相手の発言を利用して応答するだけのものでしたが、人間は、まるで本物の人間と会話しているような錯覚に陥ることとなりました。
このような錯覚を、イライザ効果と呼んでいます。

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